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ハードロックやヘヴィメタルの作曲では、コード(和音)はあまり必要ない

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作曲のお勉強と言えば一番に「和音」を思い浮かべるだろう。コードの構成や種類、役割や動き方まで色々ある。

だが、とりわけハードロック/ヘヴィメタル(HR/HM)と呼ばれるジャンルにはあまりコードの知識が必要ない。
 
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HR/HMの基本構造は「ルート音+メロディ」のみ

それもそのはず。HR/HM楽曲の基本構造は、ルート音とメロディの2つしかない。…つまり、単音の伴奏で単音のメロディを支えている構造となっている。多少の差はあれど、この“単音で単音を支える”構造が基本。

必要となってくる知識はコード(和音)というよりは、スケールやリズムなどに重点が置かれる。
 
 

中心になるのはギターリフ

HR/HM音楽において、楽曲の軸となるのは“リフ”だ。とりわけギターリフはこのジャンルの象徴とも言える
 
 
王道的なハードロック・ギターリフから始まるエアロスミスの「love In An Elevator」。Aメロもパターンの違うリフによって楽曲を支えている。
 
 
 
シンフォニー・エックスの2015年の作品「Nevermore」。イントロ~Aメロまでは統一したギターリフによるバッキング。その後のBメロ~サビにかけてはストリングスなども加わり、ギターリフが副旋律的な機能も備えている。
 
ギターリフは曲のカッコ良さを決めるうえで最重要項目。ギターリフの良さが、そのまま曲の評価になると言っても過言ではない
 
 

曲を彩るのは“裏メロ”や“コーラス”

コード(和音)を使わない装飾方法は裏メロやコーラス。

「裏メロ」とは副旋律や対旋律とも呼ばれ、メインメロディーの他に、もう一つ裏方的なメロディを配置すること。HR/HMに限らず、J-POPでもよく使われている。肉厚な4~5和音を多用するジャズなどでも、コード進行自体が裏メロになっている場合もある。
 
 
アングラ(ANGRA)の「Nova Era」。A’メロでは2本のギターがハモりながらリフとも裏メロとも取れる旋律を奏でる。やや控えめなストリングスは全体の壮大感を引き立てる。
 
 
一方、ハードロック系バンドは「コーラス」によって曲を盛り上げていたりもする。MR.BIGやExtreme、Van Helenなどが代表例だ。
 
 
Extremeの代表曲「Decadence Dance」。サビのコーラスワークで手数に限りがある伴奏隊を補っている。



HR/HMでコードを使うシチュエーション

それでも、HR/HMがまったくコードを使わないわけではない。ここまでに紹介してきた動画にも、ちょこちょことコードを使っていた。

リフの一部に一瞬だけセブンスコードの響きを入れたり、サビはガッツリとコードストロークする事もある。アルペジオ奏法により、コード演奏自体がリフや裏メロを兼ねている場合もある。ロック・バラードなどでもコード演奏のオンパレードだったりもする。

要はケースバイケースでコードも使うことになる。だが、根っこにあるのはメロディやギターリフなどによる単音アプローチ。ここを踏まえておくと、HR/HM独特の楽曲を生み出しやすい。
 
 
Extremeの「Hole Hearted」のように、ギターリフが中心になりながらもコード感があり、しかもアコースティックバラード風という、色んな要素が詰め込まれた神曲もある。
 
 
 
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