17 May

“ポジティブ思考”や“強く信じて願う”を実行しても成功できない“たった一つ”の理由

 
自己啓発本や引き寄せの法則に良く書かれている成功哲学には『ポジティブな気持ちでいよう』とか『強く信じたことを引き寄せる』などが目立つ。しかし、実際に成功を収めている人はあまり多くないようだ。それはなぜか。
 
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圧倒的に“行動”が足りてない

ポジティブな気持ちを心がけ、世界と神と隣人に感謝し、日々を楽しく生きていても何故か成功しない。理想も引き寄せられない。

上手くいっていない時は、圧倒的に行動が足りない。

スピリチュアルな成功哲学を追い求め続けた結果、自分の気分転換だけに気を取られ、理想実現のための行動はほとんどやっていないのではないか


絶望に打ちのめされた人間が成功哲学に出会うと、しばしば壮大な勘違いをする。『ポジティブでいよう、強く信じよう』などのフレーズを、“考えるだけで願いが現実になる”と都合よく解釈してしまう。苦労や努力を一切やらなくても成功できると勘違いしてしまうのだ

その結果、集中して取り組めば結果を残せるような場面でも「楽しくやろう」と普段のペース維持にこだわったりしてチャンスを逃す。駆け出しの段階で横柄な態度になってしまって失敗続きだったりする。

『上機嫌を継続』『理想実現後の自分になりきる』などを誤解してしまうと、ただの自己中心になってしまうのだ。そして悩みだす。

強く願っているのに、なぜ成功しないのだろう?
私はこんなに楽しんでいるのに。
成功を手にしたが如くに振る舞っているのに。

その答えは実に簡単で、自分の気分転換しかしていないからだ。言い換えれば、行動をしていない。夢や理想を現実にするための行動をしていない
 
 

最近のベストセラーは“行動”を強く促す

ベストセラーとなった多くの本には、行動を強く促す文がしっかりと記載されている。今一度読み直してみよう。

例えば、引き寄せの法則の成功者ロンダ・バーンの著書「ヒーロー」には、何が何でもやり遂げる覚悟が必要だと書かれている。
 
 
もしドアが閉まっていたら、ドアを激しく叩き、ドアを壊し、それでもだめなら窓からでも入ろうと、私は強く思い、覚悟(コミットメント)を決めていました。私にはそれを起こさないという道はありえなかったのです。
 
 
何かが本当に欲しいとき、あなたは自然とそれに本気で取り組みます。それについて考える必要さえなく、ただ飛びつくのです。どうしても観たい映画がある時、映画館に行くのに努力は要りません。誰かと強烈な恋に落ちた時、あなたはその人と会うためには何でもする気になるでしょう。
 
引用元:ヒーロー
 
 
また、日本国内で最大級の納税額を誇る斎藤一人さんは、自身の書籍「強運」で次のように述べている。
 
 
ひとつ上の事に
全力で取り組む

「ひとつ、ひとつ、上にあがっていくのは面倒だから、どこか抜け道はないか」と思っている人がいます。
そういう人が、道に迷っちゃうんですね。
サラリーマンだったら、ひとつ上の役職に上がることに、全力をあげればいいんです。

パートさんだったら、パートの中でいちばん返事がいいとか、いちばん気愛を入れてやっていればいいんです。
そういう人は、まわりが放っておかない。どんどん上にあがっちゃうんだよ。
 
~ 中略 ~
 
たとえば、居酒屋さんをやっていて、お客さんがあんまり来なくてヒマだとします。
そうしたら、「1回来てくれたお客さんが、どうしたら2回来てくれるか」「2回来てくれたお客さんが、どうしたら3回来てくれるか」に、全力をあげることです。
そうやって考えている人は、そのうち必ず、自分のお店をお客さんでいっぱいにできます。

いまお店がヒマなのに、いきなり「チェーン店をつくりたい」なんて言う人が居ますね。
私に言わせると、ものすごく無謀な考え方です。
もし本当にチェーン店ができたとしても、「ものすごくヒマなチェーン店」ができちゃうことになるでしょうから。

だから、大きな夢を語ってる人は、たいした人ではありません(笑)。
今の自分より、ひとつ上のことを、まともにやっていく人間が「強運」なんです。
 
引用元:強運
 
 
更に、堀江貴文さんも推奨する大ベストセラー「嫌われる勇気」には、このように記されている。
 
 
誰かが始めなければならない。

他の人が協力的でないとしても、それはあなたには関係ない。

私の助言はこうだ。

あなたが始めるべきだ。

他の人が協力的であるかどうかなど考えることなく。

引用元:嫌われる勇気
 
 
成功哲学の元祖と名高いジェームズ・アレン著「「原因」と「結果」の法則」にはこう書かれている。
 
 
人間は、もし成功をめざすならば、

自分の欲望のかなりの部分を

犠牲にしなくてはならないのです。
 
引用元:「原因」と「結果」の法則
 
 
我々が盲目であっただけで、成功者の多くは、目的のために“行動する事”を強く訴えている。
 
 

大抵の人は願いや思いが“弱い”

心から信じ、そして強く願っている時、人は勝手に体が動く。じっとしていることができず、まるで中毒になってしまったかのように取り組み始める。

成功したミュージシャンの中には、毎日8時間の練習を欠かさなかった人や、1日5つの新曲を作り続けた猛者などもいる。どう考えても大変な作業だが、彼らはそれが楽しくて仕方なかったようだ。

逆に言えば、体が動き出さないような願望は“普通”の願望だ。決して“強い”願望ではない。強い願望を持ち、心から信じているなら、今すぐ行動せずにはいられないはずなのだ。
 
ここに、成功するためには、どの程度の強い思いが必要なのかを分かり易く表現した文章を紹介しよう。
 
 
ある若い男がいた。
彼はお金を稼ぎたいと思っていたので、ある「師匠」の元をたずねた。
男は師匠に「あなたと同じレベルになりたい」と言った。
師匠は言った「もし私と同じレベルになりたいのなら、明日ビーチに来なさい」
若い男は朝4時にビーチについた。
やる気も十分、スーツもきまってる。
たが水着を着てくるべきだった。

師匠である老人は男の手をつかみ言った。
「君の成功したい気持ちはどのくらいなんだ」
「本気で成功したい」
「では海のほうへ来なさい」
そして海へ入って行き、次第に腰の高さまで来た。
この老人はクレイジーなんだと思い始めた。
俺は泳ぎ方を学びに来たんじゃない。
ライフガードのなり方じゃなくお金の稼ぎ方が知りたいんだ

老人は言った「もっと奥へきなさい」
男は言われるがまま奥へ行き、ついに水面が首のあたりまできた。
やっぱりクレイジーだ。
この老人はお金は稼ぐがクレイジーなんだ。

老人は言った。「もっと奥へきなさい」
そしてもっと奥へ行き水面はもう口のあたりまできた。
もう戻ろう。この老人は狂ってる。
老人は言った。「成功したいんじゃなかったのか?」
「成功したい!」
「ならもっと奥に来い」
奥に行ったところで老人は男の頭をつかみ海に沈め、おさえつけた。
そしておさえつづけた。
男が気絶するところまできてやっと男を抱えあげた。
老人は言った。
「お前が今、息をしたいと思うのと同じくらい強く成功したいと思えて、初めて成功するんだ!」
 
引用元:自分の人生において成功したいと願うすべての人に刺さる動画が話題に
 
 
成功に必要な『強い思い』というのは、窒息で気絶寸前の「空気を吸いたい!じゃないと死ぬ!死んでしまう!」と同じ。やらなければ、死んでしまう

よく「本当に好きな事を見つけなさい」と耳にするだろう。なぜ成功者たちは、口をそろえたように「好きな事・熱中できることを見つけろ」と言うのか。それは、本当に好きな事じゃないと、死ぬ寸前まで努力できないからだ

死ぬ寸前まで努力できないような願望は、本当の願いではなく、ただの空想遊びに過ぎない。
 
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“引き寄せ”は物理法則を超えた奇跡ではない

『本当に心から願い、信じる事が出来れば、何もしなくても願いが叶います!』というサイトやブログを時々見かけるが、これは嘘だ。おそらくは、サイトのアクセスアップのための誇大広告だろう。

引き寄せの法則をはじめとした成功哲学は、物理法則を超越しない

マンガ家を目指す者が、いくら頭の中で構想を描き続けても売れることは無い。彼はそもそもマンガを描いていないからだ。その構想がどんなに巧妙で卓越されたものであったとしても、彼自身がマンガを描かない事にはマンガ家にはなれない。

どれだけポジティブ思考になれたとしても、実態が伴わなければ意味が無い。つまりは、行動しなければ何も引き寄せられないし、成功も無い。
 
 

“楽しい”じゃなく“楽”を選んでいないか

『良い気分を続けていると、良い現象を引き寄せる』ということから、楽しい事だけをやるということは、非常に良い事だ。楽しくない事をわざわざやる必要は無い。楽しい事なら没頭できる。没頭すればするほど、成功の確率も上がる。

だが、それは本当に“楽しい事”だろうか?
もしかしたら、“楽な事”ではないか?

“楽しい”と“楽”は同じ漢字を使うものの、全く意味合いが異なる。楽しい事は、集中、効率化、成長、発展を促す。壁にぶつかっても、楽しいので乗り越えようとする。一方の“楽”は、行動を抑制してサボる行為。“楽”なことを続けていては、いずれ衰退してしまうだろう。

良い気分でいるのに上手くいかない人は、これを間違っていることが多い。“楽しい”から好きなのではなく、“楽”にできるから好きなのかもしれない。今一度、自問自答をしてみるといいかもしれない。
 
 

我が強すぎて“誰得”になっていないか

我が強すぎると成功を遠のける傾向にある。信念をもって活動するのは大切だが、その信念自体が間違っている場合があるのだ。

間違っている信念とは、誰も得をしない信念である

極論ではあるが、自分たちの商品やサービスが売れないのは必要とされていないからだ。いくら情熱を込めても、誰かの役に立っていなければ、お金は入ってこないだろう。それならば、休暇の趣味と割り切り、一人で楽しんだ方が良い。

また、商品やサービスは良いのに売れないというのは、世間様への伝播が足りない。「質が良ければ、黙っていても売れる」という考えは傲慢な人が考える幻想だ。誰にも教えてあげないのだから、誰も知らない。知らないのだから、誰も得をしない。 
 
 

受け取るモノは、与えたモノ

成功哲学は魔法や奇跡を記したものではない。実際に起きた事を元に、成功する手法をまとめたものだ。その根底にあるのが「原因があって、結果が存在する」ということだ。

現状で理想が実現していないのは、必ず原因がある。“引き寄せの法則”の言葉を借りれば、惨めな現状も自分自身が引き寄せたもの。

人気のあるビジネス書をザックリまとめると「受け取るモノは、与えたモノ」である。それはつまり、あなたがどれだけ世界に貢献したかによって、その報いを受けるということだ。因果応報とも言う。


世の中に“与える”ということは“行動”をすることだ。具体的な行動なくして、誰かに与える事はできない。そして、与えた分だけ“受け取る”ことができる。

あなたがミュージシャンなら、1曲作るよりは100曲作った方が多くの人に感動を与えられる。あなたがブロガーなら、100記事書くより10,000記事書いた方が、色々な人の役に立つ。あなたがサラリーマンなら、ダラダラ働くよりも一生懸命働いた方が、お客さんや同僚を幸せにできる。

より多く行動した人が、より多くを“与える”ことができる。
そして、多く“与えた”人が、多くを“受け取る”ことになる。

さて、理想を抱くあなたは、今日からどう行動するだろうか。

【この記事で引用した書籍】

 
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