19 November

ギターアンプのイコライザー、どう設定すればいいの?

 
ギターアンプについてる4バンド・イコライザー。その設定は、人の数だけ正解がある!

とはいえ、初心者のうちはどう設定していいか分からない人も少なくないのでは。ということで、今回はギターアンプの4バンドイコライザーの“鉄板”設定例と、その効果についてまとめてみました。
 
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HR/HMの王道“ドンシャリ”

EQ設定例

 
 
ハードロック/ヘヴィメタル系の音楽では常套句であるドンシャリサウンド。低音(ドン)と高音(シャリ)を主成分としています。

芯が無いけど、煌びやかで、どっぷり重いサウンドが特徴。
“ズンッ!ズンッ!”ってきちゃう系

がっつり歪ませたときのブリッジミュートは格別。
また、ストラトなどでのカッティングもクールに決まります。

欠点としては、ミドルを下げているので、パンチが足りずに埋もれやすい点。
低音域は上げ過ぎるとキックやベースギターとぶつかるので、上手く調整しないとバンド全体のアンサンブルがモコモコしやすいのも注意

 

主張が激しい“ミドル・ブースト”

EQ設定例


 
先ほどの“ドンシャリ”とは逆パターン。ミドルを最大まで上げて、他のEQを控えめにする設定。

ミドルは“第2の音量”とも言えるほど音の芯に関わる音域ブーストするほど主張が強く、他のパートよりも音抜けが良くなります

ギターソロなどでは、別途イコライザーを使ってミドルをブーストしたりすると、さほど音量を上げなくてもしっかり聞こえることが多いですね。

音の芯が強くなるため、ギター音を前面に出したいときに有効。

逆に、バッキングの時には邪魔になりがち。素人が良くやるミスに、「ミドルブーストしっぱなし問題」があります。自分のギターの音を聴いてほしくて、ずっとミドルをブーストしっぱなしにしちゃうんですよ。

これは確かにギターの音は聞こえやすくなりますが、ミドル成分が強すぎると、ボーカルなどの主旋律をかき消してしまう事が多いので注意が必要

また、あまりにもブーストし過ぎると耳の奥に何かををブッ込まれたような不快感があります。そういった意味でもやり過ぎ注意。

とはいえ、時と場合を選べば非常に有効なセッティングです。

 

DAWでのアンサンブル重視

EQ設定例


 
エレキギターって、意外と低音がゴリゴリと出ちゃってるんですよ。特にマホガニーボディのギターは主音域がベースギターと被っていたりすることも少なくありません。

DAWなどを利用した宅録環境では、あまりにも低音域を詰め込み過ぎるとアンサンブルに支障がでてきます。なので、生エレキギターの場合は、低音域をカット気味にしてあげると安定したりします

ミドルは強くもなく弱くも無く。

高音域は他のパートと相談しながらって感じですね。空いているようなら強めにブーストして空間を埋める感じ。

ここら辺は好みで分かれるとは思いますが、低音はあまり出し過ぎない方が行幸となる場合が多いですね。

 

80年代ギターヒーロー風

EQ設定例


 
昔、ヤングギターなどの雑誌で取り上げられていたセッティングの一つ。

ミドル&トレブルを最大まで上げるという、かなり攻撃的なセッティングですね。ボーカルの音域を潰しにいくスタイルの、まさにギターヒーローのためのセッティング。

平和なアンサンブルにはなりませんが、ギターを目立たせたいときには凄く効果的な設定。ハーモニクスなども良く響くため、ジャズからロック、メタルまで様々なギターソロに使えます。

プレセンスは状況によって増減させてもいいですね。ミドルは上げ過ぎるときらびやかさが失われやすいので、そういった部分を上手く補完する“隠しスパイス”のように使うのが玄人。

 

さらさらアコギ風サウンド

EQ設定例


 
完全にアコギになるわけじゃないですが、かなり近いサウンドになる設定。

ミドルを完全にカットし、トレブルも弱め。そしてプレセンスは強めに設定します。かな~り“さらさら”としたサウンドになり、コード弾きバッキングなどにピッタリ。他のパートを邪魔せず、すんなりと全体に馴染みます。

ギターを聴かせるというよりは、裏方で全体を包み込むようなサウンド。

 

おわりに

5つほどセッティングを紹介しました。ここらへんが王道かなって思いますが、完璧な正解はないので、お好きにアレンジして頂ければと思います。アンプやキャビネットの種類でも変わってきますし。

セッティングに迷ったとき、この記事を参考にして頂ければ幸いです。
 
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