10 December

音楽目指してるヤツ「俺たちの新曲、聞いてみてくれよ」←うおぉぉヤメろぉ!!!

ごめん、ほんっとゴメン。その気持ちは嬉しいんだけど、君の曲、君のバンドに全然興味ないんだ。

知合ったら作品を聴かせたがるヤーツ

10年も音楽を目指してると、それなりに同胞っていうか、同じく音楽の夢を追っかけてる人に沢山会うんだ。それで、残念なことに、そのうちの99%は売れないままなんだけど。

で、

その売れない99%側の人に限って、知り合いに曲聴かせたがるんだよ。流れはこんな感じ。
  1. ネットやライヴなどで知り合う。あるいは古い知人。
  2. お互い音楽界隈の話で盛り上がる。
  3. 「君は話が分かる奴だな!最近音楽やってるんだ。俺の曲、聞いてみてくれよ!」
 
いやぁ、ほんと勘弁してくれよ。
この流れで自己アピールしてくる奴らの曲って、もうほぼ100%コメントし難いんだよ。
 
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一応、曲として形にはなってるんだけど、まったく心に響かない。もうホントに、うっかり「嘘でしょ?」って口から出ちゃうくらい心に響いてこない。
歌詞もなんかありきたりだったり、なんかデスボイスばっかりで何言ってるか分かんなかったり、下ネタのオンパレードだったり。

ちょっと昔の話だけど、ファンク系バンドやってる知り合いが出来て、曲を聞かせてもらったことがある。それがもうホント酷いんだよ。歌詞はデスボイスで下ネタ、ベースだけが超絶技巧のスラップ奏法で、他のパートは亡霊かってくらい存在感が無い。

そんな曲を聞かされて、思わず言っちゃったよね。
「おお、凄いねぇ~!」って。
あぁ、また嘘をついてしまった。

つまり、ハッキリ言えば、ほぼ魅力が皆無に近いわけ。
だけどさぁ、なんか子猫のような瞳でこっちを見つめてくるじゃんか。

 

感想なんて出てこないんだよぉぉぉおお!!!

その無垢な目線の意味は「感想が聞きたい」って事なんだよな。

もっと正確に言えば「俺に都合の良い感想が聞きたい」って事なんだよ。底辺の音楽アーティストなんてプライドの塊だからね。正論が聞きたいんじゃない。褒めて欲しいだけなんだ

面倒臭過ぎる。
それがもうマジで面倒過ぎる。

中には向上心があるヤツもいて、『良い部分も悪い部分も、正直に言ってくれよ』って言われたもする。だから「ここはもっと、こうしたら良いんじゃない?」とか意見を述べたりすると、もう大変なんだよ。

『いや、そこは俺の信念だから』とか、『俺は俺のやりたい事をやった結果がこれなんだよ!』とか、すげぇ言い訳してくる。

知らねーよ。
お前が「正直な感想聞きたい」っていうから、正直に答えたんだよ。
その結果がこれかよ。
勘弁しろよ…。

そういう討論が不毛過ぎるし、面倒くさいんで、褒めちゃった方が早いんだわ。
だけどもう、そんなのを10年も続けてると疲れるんだよ。

 

おわりに

ちょっと知り合ったからって、すぐに自分の曲を擦り付ける行為は、本当に業が深いよ。それに、周りに同意ばっかり求めるのは一種の自己正当化手段だから、やり過ぎるとぼくみたいな残念オジサンになっちゃうよ。

それに、他人に価値基準を依存しちゃってる危険な状態でもある。感想を言ってくれる彼らも、気を使ってるから、本人の成長にも繋がらない。


「君は話が分かる奴だな、俺の曲聴いてみてくれよ!」
これ、マジで勘弁して下さい。
 
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