16 December

音楽目指して失敗するような奴の人生は、だいたいカイジの脇役キャラレベル。

ダメなバンドマンとか、音楽目指しても挫折しちゃうような人間の人生を除きたいなら「カイジ」を見るとみるといいよ。あれに出てる脇役、特にあっさり死んでいくようなキャラクターと、だいたい同じような人生を送ってる。

カイジの脇役たちって?

今更になってアニメ“逆境無頼カイジ”を見たんだけど、これマジでヤベェ。ダメ人間がギャンブルで起死回生するって話が大筋なんだが、もう人間の闇の部分を上手く表現し過ぎてるんだ

とくに脇役たちのダメっぷりが凄い。
このダメ加減、もはやノーベル賞ものだわ。

人生の決断を常に他人任せにしてきたとか、そんなの日常茶飯事。
仕事はしないが金は欲しい。
借金なんて当たり前。

彼らには一切の“誠意”がなく、涙すら嘘っぱちだ。
 
スポンサーリンク
 
特に心に残ったのは、彼らのような底辺の人間は、ピンチになったらいつでもリタイアできると思い込んでいる
そんなのは実際は無理な話。リタイアしたつもりでも、その実はただの後回し。いつかは自分にツケがまわってくる。

そうやって、ちょっと辛い事があったら逃げている。
そうやって“人生のタスク”から逃げることを、自分では“賢く生きている”もしくは“自由に生きている”と勘違いしている

その結果、自分で墓穴を掘り、自ら破滅の道に進んでいく。
そして最後にこう叫ぶ。

『死にたくない!』
『生きたい!』
『もう借金がチャラにならなくてもいいから、生きたい!』

いままで散々に金を借りまくって、それを踏み倒しまくって、パチンコや酒やタバコばかりに興じてきた奴らが、最後になって『生きたい!』と泣きながら叫ぶ

散々他人を利用して、ダマして、法律ギリギリのズルをして、裏切って、自分が良ければ他人を見殺しにするような人生を送ってきた奴らが、最後の最後に『死にたくない!』と必死に叫ぶ

そして、あっさり死んでいく。

大体そんな感じ。

 

それ、だいたいぼく自身だわ

そんなカイジを見てて思った。
あぁ、この残念な人間たちは、音楽を目指して過ごしたぼくの10年間と同じだ。

もちろん、ぼくはサラ金から金を借りるような事はしていないし、鬼畜なギャンブルもやらないよ。ただ、それを除けば本質はまったく同じ

まるで、ぼくのダラダラと夢を目指しながらも遊びふけっていた10年間を、外連味たっぷりにアニメ化したような感じだ。


「音楽で成功してやる!」なんて建前。本当はフリーターという無責任な立場でテキトーに15万くらい稼いで、チェーン居酒屋で毎晩騒いでるのが楽しかっただけ。

休みの日はアニメやゲーム三昧。飽きたら自家発電。そして酒。音楽のカケラも見えない。


それでも音楽イベントの後とか、ライヴの後は凹んだんだよ。

どうして売れない?
ぼくの力はこの程度なのか?
もっとできることがあったはずだ。
ぼくがサボってきただけだ。
悔しい…憎い。
音楽に対して不誠実だった自分が憎い。
もう絶対、こんな過ちは繰り返さない。
ぼくは最高の音楽を作る!

そう泣きながら決意した夜、
自家発電して酒飲んでスッキリ寝るんだ。

偽物の革命前夜だよ。
表面上の決意でしかなかったんだ。
茶番もいい加減にしろと、昔の自分に言いたい。

我ながらアホ過ぎてヤバイ。
アホ過ぎるだろ。
これでも自分は死ぬほど頑張ってると思い込んでいたんだから、ほんと救えない。

そういえば、サラ金から借りることは無かったけど、給料の前借は頻繁にしてた
前借して何をしてたかって言うと、居酒屋に行くんだよ。
間違ってもライヴ費用とかスタジオ代には使わないよ、勿体ないもん
そして、同じ夢を目指してる奴らとどんちゃん騒ぎ。

この永遠ループ。
あぁ、なんと無駄で無駄を塗り固めた日々。

 

そして死神の手は伸びる

そうやって10年過ぎた今、ほんとうに精神がヤバイ。

虚無。
なにこの、圧倒的な虚無感。

そして残った、価値のない自分。
何にも挑戦してこなかった自分。
世間様に通じるのは、レジ打ちと袋詰めの早さのみ。

カイジたちのように、“死”に直結してはいないものの、本質のダメ加減は同じ。
音楽目指して、10年も目指し続けて成功しないヤツの人生なんて、ほんとろくなもんじゃない。

結果には必ず原因がある。
少しも成功しない裏には、それ相応の理由がある

もしかして、ぼくもカイジたちみたいに、本当に“死”の可能性があったのなら、もっと必死になって成功していたのかな。それとも、やっぱりアッサリと朽ち果てていたのだろうか。
 
スポンサーリンク
 
 
CrimsonBootsは手軽でリーズナブルな音楽制作を提供しています。

当サイトでは著作権法第32条に基づいた画像引用及びアフィリエイトを介した画像利用をしています。
権利者様側から引用画像などの削除要請、または注意警告を頂いた場合は即対応致します。