28 December

【その1】バンドリーダーの心をへし折ったク○女ボーカルの一言【売れないバンドの軌跡】

ライヴには出たいしバンドも続けたいけど、頑張りたくない

ぼくがリーダーとしてやってたバンドでの出来事。呆れ過ぎて、マジで言葉が出てこなかった数年前の話さ。まぁ、暇だったら読んでってくれよ。

バンドが死ぬまでのあらすじを簡単に

ぼくも6~7年前くらいまでは、一応バンドやってた。ゆくゆくはオリジナル曲をやっていこうと予定していたアニソンコピー・バンド。メジャーデビューまではいかずとも、何か手ごたえが欲しくてやってた。

バンドの初ライヴでは“人気投票”があり、そこでぼくたちは1位になったんだ。これはちょっとした自慢だ。6~7バンド中、ぼくらが1位。めっちゃ嬉しかった。そして、リーダーだったぼくのマネジメントは、素人なりに正しかったのだと思えた。

ただ、その後の調子は右肩下がり。ライヴの客数はどんどん減り続けた。最後のライヴなんて、ぼくらの客は0人。みんな他のバンドが呼んだお客さんばかりで、ものすごく惨めな思いをした。

もうちょっと色々あったけど、ぼくがやってたバンドのあらすじはこんな感じ。
 
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女性Vo“ユミ”とバンド結成まで

このバンドがどうしてダメになったかという理由を探せば、たぶん山ほど出てくる。今回はその一つを紹介する。メンバーだった女性ボーカルのバンドに対するクソみたいな姿勢だ。

この女性ボーカルの名前を仮に“ユミ”としよう。

ユミは元々、大学のバンドサークルで一緒だった。メンヘラな噂は後を絶たないヤツだったが、ぼくに対しては特に何もなかったので、わりと一緒に単発バンドを組んでたりした。

大学が終わってから、音楽で何かをやっていきたいぼくと、まだまだステージに立ち続けたい彼女の意向が一致し、社会人バンドを組む流れになった。

とくに彼女は、平野綾や新谷良子など、「バンド+ロック+アイドル(声優)」みたいな音楽活動に強い憧れがあった。ぼくもアニソン界隈の作曲家は大好きだったので、かなり意気投合

ドラムとベースは当時の後輩にお願いし、彼女がVoで、ぼくがギター+バンドリーダー。4人体制のバンドが始動した。

いきなりオリジナルはきついので、まずはアニソン・カバーから始めて、上記の初ライヴの成功に至る。何度も言うが、人気投票1位は本当に嬉しかった。

しかし、メンバーとの話し合いを重ねるにつれて、バンドの雲行きが怪しくなった。

 

バンドに対する見解の違い

何かプロジェクトをやるとき、それは常に成長していかなければならない。ぼくはそう考えている。今日1人のリスナーを喜ばせることができたなら、明日は2人、明後日は3人だ。そうしていかなければ、バンドは死ぬ。

経営の神様と言われる松下幸之助が提唱した“生成発展”は企業だけではない。バンドにだって必要だ。
 
 
生成発展

生成発展とは、日に新たにということであります。古きものが滅び、新しきものが生まれるということであります。
これは自然の理法であって、生あるものが死にいたるのも、生成発展の姿であります。

これは万物流転の原則であり、進化の道程であります。
お互いに日に新たでなければなりません。絶えざる創意と工夫とによって、これを生成発展の道に生かしていくとき、そこに限りない繁栄、平和、幸福が生まれてまいります。
 
参照元:http://konosuke-matsushita.com/outline/philosophy.php
 
 
まぁ、ここまでキッチリしていなくても、要は「ちょっとずつでも良いバンドにしていこう」って事をぼくは考えていた。プロを目指すにしろ、趣味で終わらせるにしろ、ダラダラと同じことの繰り返しでは、無駄に時間と金を浪費して終わってしまう。

だが、しかし。
ぼく以外のバンドメンバーは、まったく意見が違っていた。

ノルマは大学バンドサークル時代の友だちを集めてどうにかしよう。
頑張るとか全力とかは別にいいので、とにかく楽しくやろう。
でも、活動の大筋はリーダーが決めてね。

つまりは、大学のバンドサークルの延長としか考えていなかった

できるだけ沢山のリスナーに喜んでほしいとか、
ライヴに来てくれたお客さんの時間を最高のモノにしようとか、
それを実行するために、今のぼくらができることは何だろう?って試行錯誤するとか、

そういった考えは、メンバーの中にはなかったんだ。
 
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急速に低迷するバンド活動

そんな“なぁなぁ”な感覚のまま、とりあえずバンドは続けた。メンバーがそんな意識なのでオリジナルを作っても仕方ないと考え、セットリストは相変わらずアニソン・カバー。

もうメンバーには成長してくとか、より良いバンドにしていくとか、そういった“あたりまえ”の意識が欠如しているわけよ

別に上手くいかなくたっていいんだ。ただ、自分たちにできることを最大限にやっていこうってだけなのに。それをぼく以外のメンバー3人は許さなかった。

売れないバンドは“あたりまえ”の事をサボる。
これテストに出るから覚えておけよー。

当然、ライヴをするたびに客は減る。
ノルマ達成なんて無理。
かさむ出演費。
低下するモチベーション。

もう、終盤はライヴが苦痛だった。楽しい事・好きな事をやりたくてバンドやってるのに、なんでこんなに死にたい気持ちにならなければならないのか。

当然客も全く盛り上がらない。
それはまるで、爆音で執り行われる葬式のようだ

足を運んでくれた友人がライヴ後に教えてくれたのだが、客席では耳を塞いでうずくまる人もいたそうだ。そうか、ぼくらのライヴはそこまで不快だったのか。
 
この記事の続きは『【その2】バンドリーダーの心をへし折ったク○女ボーカルの一言【売れないバンドの軌跡】』にて。
 
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