29 January

堀江貴文「ゼロ」読んだ。泣くよな?コレちょっと泣いちゃうよな?【レビュー】

堀江貴文さんの「ゼロ」を今更読んだから、感じたことを書いていくわ。

ゼロにイチを足していく

 
みんな「掛け算の答え」を求めている、ということだ。もっと分かりやすい言葉を使うなら、成功へのショートカットを求め、どうすればラクをしながら成功できるかを考えている。

もしかしたら、僕に聞けば「ラクをしながら成功する方法」を教えてもらえると思っているのかもしれない。


でも、ここで確認しておきたいことがある。

人が新しい一歩を踏み出そうとするとき、次のステップに進もうとするとき、そのスタートラインにおいては、誰もが等しくゼロなのだ。

つまり、「掛け算の答え」をもとめているあなたはいま、「ゼロ」なのである。

そしてゼロになにを掛けたところで、ゼロのままだ。物事の出発点は「掛け算」ではなく、必ず「足し算」でなければならない。
 
 
この本は、そのタイトル通り「ゼロにイチを足していく」というテーマが中心。堀江さんの幼少期、学生時代、訴訟から服役に至った時などの経緯も詳しく書かれている。
 
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この人、不器用すぎる

 
僕の単語力はかなりお粗末なものだった。そこで英語の教師におすすめの単語帳を教えてもらい、片っ端から丸暗記することにした。

ただ暗記するといっても、よくある単語カードによる暗記ではない。

単語帳の隅から隅まで、派生語や文例も含めて全ての文言を「丸暗記」していくのだ。ちょうど、俳優さんが台本を丸ごと暗記するようなイメージである。

自分に課したノルマは、1日2ページ。12月に終える予定だったが、予定より早く進んで、秋口には全ページを一語一句漏らさず暗記することができた。


こうやって書くと、いかにも血の滲むような努力をしたように思われるかもしれない。しかし、そんな意識はまったくなかった。実際僕は、どんなに追い込まれても毎日10時間の睡眠を確保するようにしていたほどだ。

要は起きている14時間全て――これは食事や風呂も含めて――勉強に充てればいいのである。
 
 
ぼくはこの文章を読んで、とても感動したというか、嬉しい気持ちになったというか、とにかく心がポジティブになった

堀江貴文さんといえば、ぼくからすれば手の届かない人。彼が人間なら、ぼくはネズミみたいなもんだ。そんな彼が、学生時代にやった勉強法が“丸暗記”というアナログな方法だったなんて、おのずと親近感が沸いてしまった。

そういった記述が「ゼロ」の中には沢山ある。
タイトル通り、彼は学生時代からゼロにイチを足してきている。


彼はドラマで描かれている様な“優雅でリッチな家庭”とは縁遠い環境で育っている。いや、むしろぼくの家の方が平和だった気がするくらい。

オン・ザ・エッジを立ち上げるまでの学生時代は、ただの不器用な人というか、ぼくらとあまり変わらない。確かに猪突猛進過ぎる性格ではあるのだが、勉強が面白くなれば成績が上がるし、嫌になれば遊び呆ける生活。

その他にも、彼が“ふつうの人間”である記述は多々見られる。詳しくは割愛するが、かなり感情的になることもあったそうだ。理詰め100%みたいな人に見えていたので、それを知ったときにはかなりの驚きがあった。

彼の過去を語った文面からは、とても将来社長になるような人間だとは思えない。ちょっと奇抜な性格の学生だ。

それが、とても嬉しかった。こんな人間が、社長になったんだ。あんな態度でテレビに露出している人でも、もの凄く情緒が不安定になったりするんだ。金の亡者などと呼ばれた人間も、ぼくらと同じ人間なんだ

そう思えたことが、すごく嬉しかった。

 

この人、行動派

 
誘われるがままに乗ってみたヒッチハイクは、どうだったか?
最高だった。
 
 
堀江さんは、まったくモテなかったらしい。それどころか、女性の前ではキョドってしまう人間だったそうだ。

そんな彼が、友人に誘われてヒッチハイクをした経緯が書かれている。一筋縄にはいかなかったようだが、何度もアタックを繰り返して、10人目や20人目で載せてもらえたんだと。

そして、どうなったかといえば、『これで日本中どこにでも行けるじゃないか!』となっている。
 
友人からヒッチハイクに誘われて、やってみるのか、断るか。
あるいは友達からおもしろそうなイベントに誘われて、参加するのか、しないのか。
イベント会場で積極的に話をしようとするのか、会場の隅で傍観者になるのか。
いずれもとるに足らない、些細な事だ。

しかし僕は、あらゆる人の一生とは、こうした小さな選択の積み重ねによって決まってくるのだと思っている。

~中略~

小さな成功体験の前には、小さなチャレンジがある。
そして小さなチャレンジとは「ノリのよさ」から生まれる。

ノリの悪い人は、人生の波にも乗れない。もちろん血肉となるような経験も得られず、自信にもつながっていかない。

シンプルに考えればいい。すべては「ノリのよさ」からはじまるのだ。
 
 
本書を読んでいくと分かってくるのだが、堀江さんはとにかく行動するやりたい事があって、決断し、光の速さで行動をはじめる

 

働くのは、金の為じゃない

 
年末ジャンボ宝くじの季節になると「宝くじで一等が当たったら、会社を辞めて南の島でのんびり暮らしたい」といった声を耳にする。いまのあなたも、同じような気持でいるかもしれない。

でも、どこかおかしいと思わないだろうか。

大金を手に入れたら、リタイアして南の島でのんびり遊んで暮らす。

要するにそれは、「カネさえあれば、仕事なんか今すぐ辞めたい」という話なのだし、裏を返すと「働く理由はカネ」ということなのだろう。……僕の信念とは正反対とも言える考え方だ。

いまも昔も、僕はお金がほしくて働いているわけではない。

~中略~

では、僕にとっての仕事とはなんなのだろう?
目的がお金じゃないとしたら、なんのために働いているのだろう?
 
 
この章の最後に『働くことは生きること。僕らは、自らの生を充実させるために働くのだ』と締めくくっている。どうしてそういった結論になったのか、その詳しい内容は実際に本を読んで確認するといい。

これを読んだぼくが、どう感じたのかと言えば、神の啓示にもにた感覚があった。「金の亡者」と忌み嫌われた男が、働く目的はカネじゃないと言っているんだ。なんとも気持ちの良い話じゃないか。

ぼくの周りには、例に漏れず“お金の為に働いている人”がいる。“すべてはカネだ”という人もいる。まぁ一理あるとは思うが、ここには強烈な違和感がある。

「カネ!カネ!」と言う人に限って、一人も幸せそうではないんだよ。忙しそうにしてはいるが、充実しているようには見えない。どれだけ自分のコダワリを実行できているかとか、今の仕事で苦労しているかとか、そういった話ばかりが出てくる。

そして、そういう人との会話が驚く程つまらない。カネが全てという割に、金の話は出てこないし、彼らのライフスタイルもつまらないし、雑談力もない。

その一方で、稼いでいる人は、決して金のためだけに働いているわけでは無い。これは色々な成功者たちが口をそろえて言っていることだ。そして、あの堀江さんでさえ、金じゃないと言っている。
 
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なんか、自分にもできそう

色々な具体例や表現が出てくる「ゼロ」だが、全てはタイトルに帰結するような内容になっている。つまり、はじめに書いたように、ゼロにイチを足していくということだ。

何かをはじめようとしたとき、掛け算のようなショートカットはできない。ゼロの自分に、小さなイチを足していかなければ、いつまでたってもゼロのまま。

だから、色々と計画を練ったり、売れる方法を詮索しているぼくたちは、一生懸命やっているつもりだったけど、まだスタートラインから一歩も動いていない。

だったら、32歳フリーターというポンコツ人間に成り下がった今からでも、その一歩を出そうじゃないか。そう決意ができた本

この記事では書かなかったが、かれは獄中でも仕事をしていた。紙媒体に文字を書くくらいしかできない牢屋の中で、できることをやった。インターネットを駆使して成功した社長が紙に文字を書くなんて、何とも滑稽だ。

だが、彼はできることをやった。常に自分に“小さなイチ”を足していった。

ぼくは成功できるか分からない。だが、今この瞬間から、小さなイチを足していく事はできる。「失敗したら時間がもったいないしなぁ…」とか、「効率悪いんだよなぁ…」などと考えずに、思いついたことを片っ端からヤリまくることはできるんだ。読み終わった今なら、そう思える。
 
 
 
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