13 February

シンプルだけど盛り上がる!超簡単に曲をドラマティックにできる3つの転調パターン

 
「転調」というと、どこか難しい感じがするかもしれないが、DAWで打ち込んだノートを上下するだけでも簡単にできる。そんな手軽な操作で大胆な効果をだせる3つの転調を紹介していこう。

最後のサビで“半音上げる”


転調は4:04あたり。
Fマイナー → F#マイナー
 
最後のサビだけ、全体的に半音上げる。流れるように転調してくのではなく、「ガッ!」…と一瞬で雰囲気を変える。かなり強引に転調しているがゆえに、インパクトが大きい。それはヒステリックとも言えるほど強烈で、良くも悪くもドキっとする

90年代あたりのポップスやアニソンで顕著に見られた手法だと思っていたが、西野カナさんの「会いたくて 会いたくて」ラストのサビで使われていた。
 
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ここぞ!の時に“1音半”上げる


転調は0:29あたり他。
C#マイナー → Eマイナー

曲全体を1音半ずらす。掲載した「紅蓮の弓矢」のイントロ0:29あたりでは、フレーズ全体が1音半上がっている。半音上げるよりも変化はマイルドだが、これも独特の雰囲気を出せるのが特徴。“1音半転調”はどんなキーで使っても良いのだが、とかくマイナー・キーと相性がいい

同人界隈で人気の「東方シリーズ」劇中BGMも、よく1音半転調が使われていたりする。
 

【読み飛ばしOK!】おまけ話

上記の動画「紅蓮の弓矢」だが、イントロで1音半の転調をした後、サビにはいったら2音の転調をしている(Eマイナー→Aマイナー)。このように、常識にとらわれず、ガンガンと強引な転調を繰り返すのも、やり方次第ではドラマティックな演出に繋がる。

 

一瞬だけマイナー・スケールにする


転調は0:12あたり。他、サビ各所。
Eメジャー → Eマイナー

メジャー・スケールの明るい曲にノスタルジックな雰囲気を加えたいなら、「一瞬だけマイナー・スケールにする」のが簡単かつ効果的。淡泊な流れを、一気に引締めることができる。

やり方は簡単で、一瞬だけマイナー・スケールに転調すればいい(=同主調)。Cメジャーの曲なら、一瞬だけCマイナーにする。2拍~1小節くらいで、もとのキーに戻してあげるくらいが丁度いい。

アニメ“けいおん!”のOP曲「Cagayake!GIRLS」のサビでは、この転調が効果的に使われている。アニソン界隈では、もはや常套句とも言っていい手法。
 
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転調に自由を!

ぼくが“強引な転調”に心を魅かれた最初の曲は、アイアン・メイデンの「Aces High」。この1曲の中にEマイナー、Aマイナー、Gマイナーが登場する。一見すると無秩序に見えるが、これが最高にカッコイイんだ。

とくにサビのEマイナー→Gマイナー(1音半転調)の流れは、今でも大興奮する。
 


たしかに「ツー・ファイブ」などの動きを取り入れると、とても滑らかに転調する。うまくやれば、転調したことが分からないくらい滑らか。

だが、この記事で紹介したような、荒々しい転調も魅力がある。ぜひ試してみてほしい。特に“半音”や“1音半”などは、打ち込みデータを全選択して上下するだけでOKなので、DAWユーザーなら簡単にできる。
 
 
管理人:松下健一のツイッター(@Crimson_Boots)
 
 
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