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みんな知らない大富豪の実態『お金持ちの教科書 / 加谷珪一』【読書ノート】
 
加谷珪一さんの書籍「お金持ちの教科書」を読みました。
 
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「お金持ちの教科書」について

  • 著 者:加谷珪一
  • 出版社:CCCメディアハウス
  • 発行日:2014年2月3日(電子書籍)
 
 

主な内容

著者である加賀氏が実際に出会い、接してきたお金持ちたちの紹介本。彼によれば、『お金持ちになるタイプは千差万別』だとしており、絶対的なテクニックなどは存在しないが、思考パターンや行動原理などは似ているそうだ。

本書ではまず、そもそも「お金持ちとは何か?」の説明から始まる。我々庶民からすれば、年収1,000万円もあればお金持ちなイメージであるが、そうではないと言う。資産運用しても安定させることができず、ローンやら車やらで出費がかさみ、結局年収500万円の人と大差ない生活スタイルになるそうだ。

年収1,000万の資産運用ではお金持ちになれない例として投資がある。仮に1,000万円全てを運用可能だとして、年利3%で投資したとしても年間利益は30万円。しかも投資は確実なものではなく、最悪元本割れしてしまうこともある。30万円のためにこのリスクを負えるだろうか?これなら、定額貯金などで資産を守りに行った方がマシだろう。

しかし、同条件で1億を投じることができれば、これだけで年300万となる。慎ましく生活していけば働かずに済むし、ぼくみたいなフリーターから見れば約2年分の収入だ。だから、年収1,000万と年収1億では雲泥の差がある。

また、「お金持ち」の収入にはフローとストックがあり、フロー収入の人は働くほど儲かるが仕事を辞めれば収入が途絶え、ストック収入の人は勝手にお金が入ってくるが経済情勢などに左右されてしまう可能性が高い。この2種の違いは理解しておくべきだと言う。

その他にも我々は、お金持ちに対しての疑問が多い。

お金持ちはドケチだと聞くが本当なのか?
本物のお金持ちの生活は質素で慎ましいと聞くが本当か?
お金持ちは本当に「ありがとう」を多用するのか?

などなど、色々な疑問に事細かく答えた内容となっている。
 
 

気になった名言

お金を持っている人は、程度の差こそあれ、それなりに派手な消費をしているという。“慎ましい生活を送る本物のお金持ち”というのは、彼によれば「我々お金のない庶民が作り上げた、金持ちはこうあってほしいという願望」なのだそうだ。
 
お金持ちの入り口は1億円と書いたが、現実的にはもう少し下の金額から人の思考回路は変化し始める。だいたいそれは5000万円くらいである。

5000万円を境に、お金に対する価値観は大きく変わってくることが多い。
 
つまり年収1000万円は中流の生活をする上で、少し余裕が出てくるという意味の象徴的な金額でしかないと言える。だが現実はもっと厳しいようである。

年収1000万円の人の家計は、年収が低い人よりもずっと苦しいというのである。
 
いつクビになるのかわからないのであれば、たとえ年収が1000万円あったとしても、そのほとんどを消費に回すことなどあり得ない。だが終身雇用が成立していると信じている一部大企業のサラリーマンは、安心して全収入を消費に回すことができる。

1000万円の収入がありながら生活が苦しい世帯というのは、このようにして出来上がっている。
 
お金持ちは、「ありがとう」という言葉を口にすることが多いと言われる。いわゆる「お金持ち本」と呼ばれる本にもよく書いてある。

また実際、筆者の知るお金持ちにも「ありがとう」をよく使う人は多い。
 
お金持ちはケチだとよく言われる。たしかにそれは本当だ。多くのお金持ちが無駄なお金を使わないが、何でも出費を抑えているわけではない。

使うべきところには使っている。使う必要がないと思うところにはビタ一文払わない代わりに、自分が必要だと思ったことには何の迷いもなく大金を投じる。
 
飲み会や食事に行ったときに、やたら細かく割り勘の計算をするタイプの人をしばしば見かけるが、お金持ちと呼ばれる人々のなかにはほとんど見当たらない。お金持ちは人におごりたがる人が圧倒的に多いのだ。

もちろん、お金を持っていることを見せびらかしたいという欲望もあるだろう。だがそれだけではない。多くのお金持ちにとって食事や飲み会は投資なのだ。
 
庶民って話がいつも同じなんですよね
 
お金持ちになれる人というのは、なかなか人にはできないことを実現しているので、多くの優れた面を持っている。その中でも特にすごいのが、結果の全てを自分のせいにできる精神力の強さである。

逆にいうと、このメンタリティさえ身につけることができれば、かなりお金持ちに近づくことができるのだ。
 
「1日24時間は誰にでも平等」の嘘時間は万人に平等と言われている。資産家でも貧乏人でも1日は24時間であり、両者に違いはない。だが、この話は必ずしも真実ではない。場合によっては、時間も平等ではないのである。
 
お金持ちになるためには、どこかで何らかのリスクを取らなければならない。
 
年配者の意見には耳を傾けるべき、というのは一般的によく言われることだが、ことお金持ちになるという点においては、ほとんど当てはまらないと思ってよい。
 
貧乏人とばかり付き合っていると自分も貧乏人になってしまう、とよく言われる。これには2つの意味がある。

ひとつはメンタルな部分での悪影響、もうひとつは現実的な取引での悪影響である。
 
お金持ちの教科書」より一部抜粋。
 

お金持ちに抱く幻想と甘え

この本を読み終わって一番感じたことは、ぼくら低所得者は、お金持ちに対してひどい幻想を抱いているという事だ。それに加え、我々は貧乏であることに甘えている。

お金持ちになる人は、簡単に言えば「やる事はやっている」のだ。どうすればお金が増えるのかを真剣に考え、無駄を省き、時にはリスクを負うことも辞さない。もちろん、中にはただのラッキーもあるのだが、1度きりのラッキーだけでは富を保つことはできないだろう。本書を読み進めていくと、そう感じてくる。彼らは幸運があってもなくても、それなりのお金持ちになれるだろう。それくらい庶民とはメンタルや覚悟、思考パターンが違う。

宝くじで高額当選した人のほとんどが不幸な末路を辿るのは有名な話である。そういったことからも、お金に対する“器”を形成することは重要なのではないだろうか。つまり、支払うべきことをウヤムヤにしたり、大した行動をせずリスクからも責任からも逃げて甘えているうちは、それ相応の収入しか得られない。

本書の中には、お金持ちの事例が中心に紹介されているが、貧乏人になるパターンも書かれている。この貧乏人のパターンが、まさに我々を言い当てているのだから驚きだ。

この本を読んだからと言って、すぐ億万長者になれるわけではない。しかし、なぜお金持ちはお金持ちになったのか?どうして自分は貧乏のままなのか?という疑問については、少し残酷なほど知り得ることができる。

最後の章では「小金持ちになるための知識」が書かれている。大金持ちは無理でも、そこそこの小金持ちとして幸せに暮らすことなら可能性が高い。もしこの本を読んでみたなら、その小金持ちになる方法だけでも実践してみては如何だろうか。
 
 
 
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