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バンドマンにも作曲家にもなり損ねた34歳フリーターおじさんのブログだよ

ギタリストってどんなパート?バンド内での役割を解説していくぞ【初心者向けバンド講座】
 
ロックバンドでは定番のギターサウンド。その独特な響きで世界中を魅了してきた。そんな素晴らしい音を担当するギタリストだが、バンド内ではどんな役割になっていくのだろうか。
 
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サウンドで軸となる「何でも屋」

バンドサウンドの軸となる存在。バンドブームだった~90’年代までは、多くのアーティストの曲にギターが収録されていた。当時は「ギターヒーロー」と言われる憧れの存在があり、ボーカルよりも人気が高いギタリストもいたほど。イングウェイなどはその典型だ。

今はシンセ中心のEDMサウンドが中心となりつつあるが、それでもギターサウンドは健在。その個性的なサウンドは電子音での再現が難しく、今でも重宝されている。


アンサンブルとしての役割は「何でも屋」。ソロ演奏からコードワーク、カッティングによるリズム・アプローチまでこなすパワーコードにより厚みを加える役になる事もある。どんな編成でも中心的な演奏者となるが、とかく3ピース編成では重要度が高い。

メンバーにキーボードがいる場合は役割がまちまち。鍵盤中心のバンドの中では装飾係としてカッティングやオブリガート、アルペジオなどを担当する。これはジャズ系のバンドに多く見られる。

逆にギター中心にアンサンブルが構築されている場合は、コード進行やリフ演奏、ソロ演奏を担当することになる。キーボードは装飾係だ。これはロック系のジャンルに多く見られる。ギターもキーボードも非常に似た演奏が可能なので、バンドによってやる事が変わってくることは覚えておこう。


ステージでもボーカルに次いで中心存在となりやすい。ギターは認知度が高い上、楽器を肩から下げているためパフォーマンスもしやすい。コーラスやギターボーカルとして歌と兼任することも多く、ステージでの注目度は高い方だと言えるだろう。

注目度が高いということは、下手な演奏や、ショボいパフォーマンスは許されないということでもあるが。
 
 

曲に最も影響を与えるのがギタリスト

楽器構造からして、鍵盤楽器が最も作曲には適しているのだが、なぜかバンドではギタリストが作曲をすることが多い。もちろん他のパートが作曲するバンドも存在する。だが、コードもメロディも奏でられる上に、「バンド=ギターサウンド」というイメージもあってか、ギター兼作曲というバンドは多いのだ。

例え作曲は担当せずとも、確実に曲作りへ介入していくことになる。ギターあってのバンドサウンド。かっこいい曲は、かっこいいギターフレーズから生まれると言っても過言ではない。ベースやドラムだけで伴奏など成り立たない。しかし、ギター1本があれば楽曲として成り立つ。どちらが偉いというワケではないが、やはり曲作りをする上では中心となっていくだろう。
 
 

サウンドの広がりは無限大

エレキ楽器はどれも様々な音作りができるが、とかくギターの音作りは無限大に広がる。ギター選びから始まり、弦、ピック、シールド、アンプ、キャビ、その他エフェクターなどをが複雑に絡み合って音が出ている。エレキギターは生楽器と電子楽器の中間的存在なため、あらゆる角度からカスタマイズができる。結果、ギタリストの数だけギターサウンドがあると言っても過言ではない

そのため、機材にこだわると莫大な金額がかかる。もしお金に際限がないのであれば、100万円なんて10秒で消える。6千円のギター1本でも音は鳴るが、こだわり出すときりがない。それがギターサウンド。
 
 

地味で繊細なテクも必要

影響力があり、演奏隊としては派手なイメージであるギタリストだが、実は地味で繊細な仕事も多い。

例えば、ギターの音域はボーカルと被ってしまっている。攻撃的で図太いサウンドが出せる楽器だが、ボーカルを殺してしまっては本末転倒。ボーカルが生えるように、それでいて自分のギター音も響くようなセッティングが求められる。

派手なパフォーマンスをやりすいと考えがちだが、実はそうでもない。コード感を支配していることが多く、手元のテクニックはかなり繊細だったりする。

プロのギタリストたちは、がちゃがちゃとコードをかき鳴らしているように見えるが、しっかりと不要な弦をミュートしていたりと芸が細かい。リフやアルペジオ、カッティングなんかも同じで、鳴らす弦とミュート弦をしっかり分けなければならない。それでいてベースと違い、弦が細いし弦間も狭いので、見た目の割にテクニックが必要だ。

そういったことを無視して好き勝手に演奏してしまうと、どうなるだろうか。アンプの設定はフルテン、演奏よりも体からあふれ出る情熱にまかせてギターを乱暴に鳴らしまくる……。

そういったパフォーマンスも時として有効だが、リスナーから受け入れられるのは難しい。お客さんは、それを情熱だとは受け取らず、イかれた野郎がノイズばかり出していると見るからだ。ぼくが客なら金を返してほしいし、素人が半狂乱になっているステージなど2度と見にいきたくない。

ギターを燃やせば、誰もがジミヘンになれるわけではないのだ。
 
 

ギタリストに向いている人

組むバンド、組むメンバーにもよるが、クリエイティブな世界観を持っている人が向いている。
 
お客さんから見ればバンドの中心はボーカリストだが、バンド・アンサンブルの中心はギターだ。とくにロックバンドならその傾向が強く出る。曲作りやアンサンブルに多大な影響を与えるギタリストが「特に案はないので、決められたことだけキッチリやります」などと受け身では、音楽的な個性が半減してしまうだろう。

サウンド面でアグレッシブに干渉していくためにも、「こんな曲を作りたい!」とか「こんな感じのアレンジはどうだろう?」などの積極的な態度が欲しい。サウンドはバンドのイメージともつながってくるので、結局はバンド全体の世界観構築に影響していくことになる。だからこそ、具体的な理想や信念を強く持っている方がいい。

そこに最低限の堅実さがあれば最高だ。音楽的な世界観が固まっていれば、ギターテクニックや作曲・アレンジ能力は後からついてくる。ギタリスト次第でボーカルが生きも死にもする。そういった意味では、ボーカリストの女房役とも言えるかもしれない。
 
 
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