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ボーカリストってどんなパート?歌うだけ?実際の役割を解説していく【初心者向けバンド講座】
 
最もリスナーから注目される花形パート、それがボーカリスト。バンドの顔となるボーカルの役割とはどんなものか?初心者向けに解説していくぞ。
 
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メンバー内で唯一「言葉」を扱うパート

ボーカリスト最大の特徴は「言葉」を扱えること。自分自身が楽器となり、メロディに言葉を乗せて歌う。音を鳴らすだけの演奏隊には絶対に真似できない。意思伝達能力に最も優れたパートだ。

「言葉」は人類が生み出した最高の意思伝達手段。人が誕生してから現代まで廃れることなく使われ続けている。書籍でも動画でも、一番重要なメッセージは言葉だ。音楽や挿絵、映像などは「言葉」の重みを手助けしているに過ぎない。この強力な「言葉」を扱えるのがボーカリストだ。

ボーカリストの役割は、必然的にバンドや曲の意思をリスナーに伝えることになる。メッセージを客に届ける仕事だ。もちろん、バンドメンバー全員が一丸となって音楽表現していくことに変わりはないのだが、「言葉」を扱えない演奏隊には限界がある。歌声が最も的確にメッセージを伝えることができる。
 
 

「言葉」によるメッセージ性は超強力

はっきりとしたメッセージを伝えるには「音」よりも「言葉」の方がはるかに強力。インスト曲(歌のない曲)でも名曲は沢山あるが、そのイメージは抽象的だ。

例えばスーパーマリオのBGMを思い出してみよう。とても軽快で楽しい雰囲気があり、それでいて冒険感もある。とてもいい曲だ。しかし、そこにどんなメッセージが込めらているかを知るには作曲者に問い詰めるしかない。ぼくたちリスナーは、ゲーム画面とBGMから総合的に判断し、言葉にならないメッセージ性を想像するしかない。

それに比べて歌のメッセージ性は正確かつ迅速。愛を伝えるのに甘い旋律や情熱的なコード進行はいらない。ただ「愛してる」と言うだけだ。それで恋が実るかどうかは別として、意思は音速で相手に伝わる。なぜなら「言葉」を使っているからだ。
 
 

ボーカリストがフロントマンを兼ねる理由

よくボーカリストは「フロントマン」とも呼ばれる。本来は前線で演奏する人を指す言葉なので、ギタリストやベーシストなども含まれる。ところが、一般的にフロントマンといえばボーカルだ。それはなぜか。

一つはマイク以外の機材を持っていないことが挙げられる。演奏する必要がないので、ジェスチャーによってパフォーマンスができる。間奏中に暴れまわることもできる。つまりステージ上での自由度が高いのだ。

しかし、ぼくはもっと重要な理由があると考えている。それが前述した「言葉」を扱うパートということだ。演者とリスナーとの間には、確実に壁がある。心理的、空間的な壁もさることながら、音楽に対する解釈の壁だ。バンドの曲を一番理解しているのはバンドメンバーだろう。しかしリスナーは受け身なので、バンド側から提示された情報だけで理解するしかない。聞き手は圧倒的な情報不足なのだ。

その情報をはっきりと提示するのがボーカリストの最も重要な役割。つまりボーカリストは、バンドとリスナーを繋げる役割を持っている。だからこそ前に立ち、客に近い場所で自分達メッセージを伝える。演奏やパフォーマンスは、ボーカリストの歌声を更に昇華させるためにあるもの。歌声抜きでは成り立たない。

バンドメンバーの中でも、ボーカリストは最も重要視される理由はこれだろう。
 
 

ボーカリストに向いている人

フロントマンといえば花形のようで聞こえはいいが、矢面に立たされているとも言える。真っ先に賞賛されるのはボーカリストだが、誰よりも先に批判されるのもボーカリスト。バンド成長期にはアンチが現れることも多い。芸能活動ではよくあることなので気にしなければいいのだが、メンタルが弱い人は耐えられないかもしれない。自分大好きで能天気くらいがボーカリストとしては丁度いい。

また、何度も言っているようにボーカリストは意思を伝えるパートだ。だからこそ激しい感情や強い意志があった方がいい。人間とはよくできているもので、無気力な人がどんなに大声を張り上げて迫力を出そうとしても、どこかで無気力さが伝わってしまうものだ。逆に言えば、強烈な感情がある人の言葉には、やはり強烈な想いが含まれる。

もちろん他のパートも情熱的であるべきだが、とかくボーカリストには爆発的な情熱が求められる。その感情はポジティブでもネガティブでも良い。プラスの感情ならラブソングができるし、マイナスの感情なら激しいロックが出来上がる。どちらでも構わない。つまり、無気力で淡々とした作業が得意な人には向かないパートだということだ。

そして、練習場所が限られる。バンドで稼ぎたいと考えているなら、自宅での練習はできない。全力で声を出せば近所迷惑になるし、小声で練習したところで効果が薄い。防音室を設置するとか、日常的にカラオケボックスやスタジオに通って練習できる環境が求められる。


まとめると…

自分大好きで
強烈な情熱をもっており、
大声を出せる環境がある人。

これがボーカリストに向いている人だろう。当然だが、歌うことが大好きだとか、音楽に対してストイックだということは言うまでもない。
 
 
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