CrimsonBoots Online

音楽をはじめ、好きなことで生きていきたい人の自立と成長を応援するブログ。

ドラムってどんなパート?バンド内での役割を解説していくぞ【初心者向けバンド講座】
 
バンド内唯一の打楽器パートであり、存在感の強いドラム。今回は、初心者向けにドラムがどんなパートなのかを解説していく。
 
スポンサーリンク

リズムを支配する王者として

ドラムがリズムに与える影響は他の追随を許さない。いくらギターやボーカルがリズムを引っ張ろうとしても、ドラムの前には絶対に敵わないだろう。その大きな理由はアタック音だ。打楽器のアタック音はとにかく強烈で、他のパートでは出す事ができない。スネアの「タンっ!」という音、バスドラの「ドムッ!」という音など、とにかく立ち上がりに優れている。サスティーンはないものの、刹那の一撃に関しては多大な影響力がある。

そんなドラムの役割は、バンド全体のリズムを牽引していくことだ。例えば、バスドラムは主に表拍を支配しベースラインとリンクする。スネアは裏拍を中心に支配し、ベースにおけるスラップ奏法のプルや、ギターのカッティングプレイ、客の合いの手などを導いていく。

その他にもタムやシンバル類などが組み合わさり、多彩なリズムパターンを構築し、持ち前のアタック感でリズム空間を操る。それがドラムの役割だ。
 
 

各パートの繋ぎ役

テリー・ボジオを除けば、基本的にドラムで音階を奏でることはない。しかし、音域レベルでいえば誰よりも広くカバーしている。基本的にバスドラムの低音部分はベースと同じくらい低い音域だし、シンバル類はギターやボーカルよりも高域成分が多い。スネアは中~高域あたりに主成分がある。

つまり、バンドサウンドの上から下まで全ての音域を、ドラムセットひとつで出せてしまう。リズムに加えて広い音域もカバーできるその特性は、各パート間を繋ぐ重要な役割がある。

例えばギターとベースだけの演奏だと味気ないが、ここにドラムが入ると急に一体感が出る。弦楽器だけではカバーできない音域で音を鳴らす事ができるので、表現の幅も広がる。ボーカルとアコギだけの曲も悪くないが、そこにキックが入ってくるだけでノリが出るし、低域からのアプローチもできる。

ドラムを入れることで一体感が増し、ドラムを抜く事で“あっさり”としたアンサンブルになってしまう。ドラムはリズムの支配者であると同時に、ギター、ベース、キーボード、ボーカルを一つに繋ぎ合わせる「潤滑剤」の役割も持っているのだ
 
 

ドラムがダサいと全員ダサい

バンドの中で、どのパートが重要かといえば全て大事だ。しかしながら、その中でも最も重要なのがボーカルであり、その次がドラムだ。これは良く言われることだが、ボーカルとドラムが格好良ければ、なんとか聞ける曲になる

そもそも、まだピアノやギターなどの楽器がなかった大昔は、木や太鼓を打ち鳴らしながら声を上げることが音楽的な行為だった。日本における和太鼓演奏は基本的に音階がなく、太鼓の音と掛け声のみである。運動会での「三・三・七拍子」の応援も、リズムと声援で成り立っている。これをそのままバンドサウンドに当てはめるのは早計だが、リズムと声だけで最低限の音楽は成り立つのだ。

ドラムは音楽の大前提条件の一つを担っている。そんなドラムがダサいと、バンド全体がダサく映ってしまうだろう。いわゆる「良い曲」といわれる音楽のほとんどは、実はリズムが格好良かったり情熱的だったりする。リズムが軽快だとライブで踊り出し、リズムが攻撃的だと暴れ回り、やさしいリズムだと癒やされる。

もちろん、音楽はリズムだけではないものの、リズムというのはとても重要なのだ。その重要なドラムが間違えたり、そもそもフレーズがダサかったりすれば大問題。ライブ中、ギター演奏が止まってもなんとかなるが、ドラムが無音になると急にシラケる。かっこいいキメのところでドラムが“へなちょこ”だったりするのは、もはや事故だ。

リズムを支配できるということは、逆に言えばリズムに対する責任も負うということだ。そういった意味で、演奏隊のなかでもとかく重要な位置にいる。
 
 

堅実な人が向いている

リズムを牽引する役割、そして各パートを繋ぎ合わせる役割を担っているドラム。このポジションにつきたいなら、まずはプレイに対して堅実である必要がある。ステージ・パフォーマンスをする必要も低いため、誠実に演奏と向き合える人がいい。

普段の性格はチャラチャラしていてもいい。演奏のときだけは堅実であるべきだ。些細なズレがグルーヴを変えてしまう音楽において、シビアに、そしてアグレッシブにリズムを支配していきたい。

ライヴ空間において、ドラムはフィールドを提供する。他のパートが安心してアンサンブルを奏でられるよう、土台を作る人だ。音は目立つが、やっていることは縁の下の力持ち。それがドラム。

ちなみに、ドラムマニアなどのゲームをやっている人は、なんとなく演奏できたりする。しかし、ゲームは画面に合わせて叩く受け身の行為であり、ライブやコーディングで通用はしない。ゲームは所詮ゲームなので、ドラムマニアが上手だからといってドラマーとして優秀であるかは関係ないので注意。
 
 
スポンサーリンク

コメント

当サイトでは著作権法第32条に基づいた画像引用及びアフィリエイトを介した画像利用をしています。
権利者様側から引用画像などの削除要請、または注意警告を頂いた場合は即対応致します。