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音楽をはじめ、好きなことで生きていきたい人の自立と成長を応援するブログ。

【1/2】本気で音楽を目指す君が、最高のバンドメンバーを探すために気をつけるべきこと①【人間関係】
 
本気でバンドをやる人にとって、メンバー探しはとても重要だ。ヤバい人をメンバーに入れてしまったがゆえに、内部分裂してバンドが終わってしまうことも少なくない。

できるだけスムーズに理想的な巡り合いをするために、バンドメンバーを探すときの心得をまとめていく。
 
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まずは自分の執着を手放そう

ぼくの知り合いバンドマンにヤバい奴がいた。彼はサラリーマンをやりながらバンドでの成功を夢見ていたのだが、幼馴染とバンドを組むことに異常に固執していた。どうやら、憧れのロックバンドが「学生時代の親友」たちで結成したことを真似したいらしい。

しかし彼が組んでいる幼馴染のメンバーたちは、控えめにいってクズばかりだった。ドラム担当のやつは仕事をしない25歳ニートで、お金持ちの親から毎月20~30万ほどもらって生計を立てているんだとか。そして練習には遅刻してくるし、スタジオに来てもフレーズは覚えていないという。

どう考えてもクビにするべきメンバーだが、彼は「幼馴染」ということへの執着が強くて手放せなかったようだ。ぼくが何度「そんな状態でプロにはなれないし、なんなら1度もまともなライブできないかもよ」と警告してもダメだった。彼は幼馴染と組むことにしがみついていた。


これは極端な例だが、こういった執着は手放すべきだ。世の中には様々な人がいて、誰が運命のメンバーなのか分からない自分が考えもしなかった人と上手くいくことだってある。最高のメンバーと巡り合うためには、下手なこだわりは捨てるに限る。

幻想を抱いている限り、君は永遠に幻想の中でバンド活動をすることになるだろう。
 
 

当り前のルールを守れる人を選ぶ

売れていないバンドマンによく見られるのだが、時間を守れないとか、個人練習をしてこないなどというのは話にならない。仮にもバンド音楽で稼ごうとしている人がやることじゃない。

バンドマンはルーズに見られがちだが、実際のメジャー・バンドたちの活動は誠実だ。ぼくの知人が以前、シャムシェイドのスタジオリハに出くわしたらしい。彼らはテキパキと練習をすすめ、休憩時間には問題点や今後の練習内容について真剣に話していたそうだ。

スタジオに遅刻して入り、とりあえず流して合わせたらタバコと缶コーヒーで休憩している素人バンドとは大違いだ。

屋根裏ブッキング・マネージャーだった正樹氏は、著書「本気でバンドを仕事にしたい人へ」の中で『バンドマンは忙しい仕事。暇なバンドマンを見たことがない』と言っている。バンドマンにはダラダラする時間なんてないのだ。もし売れてるバンドがルーズに見えているのであれば、それはパフォーマンスだと考えた方が良いだろう。彼らは、やるべきことはやっている。


時間を守るのは当り前。遅刻は殺人罪だ。5分遅刻したのなら、待たせた相手の人生を5分殺していると考えよう。それくらいの責任感が必要だ。バンド活動には果てがない。ライブ活動、曲作り、レコーディングなど、どれも天井なしに成長していける。だからこそ音楽は面白いし、だからこそ個々の責任は重大だ。

その他、経済的に自立しているとか、個人練習はちゃんとやってくるとか、そういう当り前のルールは絶対に守るべき。そしてメンバー探しでは、こういったことを守れない非常識な人は避けるべき。
 
 

行動力のある積極的な人を選ぶ

バンド活動で最も重要なのは行動力だ。どんなに美声でも、どんなに神曲を作れても、どんなに演奏が上手くても、それをリスナーへ届けていかなければ意味がない。作った曲はCD販売したりネットで公開したりと、何かしらの方法で発信していかないと誰も聞いてくれない。いくらスタジオでの練習を積み重ねても、ライブをやらなければ客はこない。

売れないバンドマンの多くは行動力に欠ける。休みの日は遊びに行ったり、酒を飲んだりしている。1日1時間のギター練習に満足し、5曲入りのCDを年1回リリースして満足し、ライブは3ヶ月に1回だ。

売れていくバンドマンは、毎日のようにギター練習と作曲を繰り返し、1曲を完成させるために10曲をボツにしている。3日に1回のペースでライブをやっているバンドも見たことがある。機材を買うために山ほどバイトをして、購入したらサッと退職してバンドばかりやっている臨機応変な人も知っている。そういう人たちは、はじめの数年は鳴かず飛ばずでも、5年後あたりから急に売れていったりした。


行動力のない人は、メンバーとして意味のない人だ。いくら気が合っていても価値がない。「自分は作曲担当じゃないから、曲が出来上がるまで遊んでるね」などと言っているようなメンバーはいらない。「メンバーが揃うまでは何もしない」というような人は、メンバーが揃ってからも何もしない。

メンバーを探すときは、「一人でも積極的に活動しているかどうか」という点に気をつけよう。音楽が大好きで、自分のパートを愛している人は、例えバンドを組んでいなくても活動しているものだ。他バンドのサポートをしていたり、ネットに演奏動画をアップしていたり、暇を利用して音楽教室に通っていたり。バンド愛のある人は、とにかく何かしらの行動をし続けている。

「好き」に比例して実績は出るものだ。もし活動している形跡がまったくないのにメンバー募集している人がいたら、それは絶対に避けるべき人だろう。
 
 

必ず「音楽で稼ぐ気があるか」を確認する

ぼくも以前、音楽で稼ぐことを夢見てバンド活動をしていた時がある。大学バンドサークルで仲の良かったメンバーで編成しており、関係は良好だった。無知なりに一生懸命やっていたが、とある日に突然気づいたことがあった。稼ぐことを目指していたのはぼくだけで、他のメンバーは誰一人として音楽で稼ぐ気はなかったのだ。

あなたが音楽で稼ぎたいと考えている場合、組むメンバーと必ず目標を共有しなければならない。お金に関する話はイヤらしいと嫌煙されがちだが、だからこそ一番初めに確認しておく必要がある。

「ぼくは音楽で稼ぎたい。君はどうか?」と。
そうでないと、徐々にメンバーとの熱意に差が出て、人間関係が崩れ始める。

音楽のカタチは人それぞれだ。ガチでプロを目指す人もいるが、趣味バンドとして楽しみたい人だっている。そのどちらも正解だ。音で人が楽しむのであれば、それは音楽なのだ。だからこそ、稼ぐ気があるかどうかは必ず確認しよう。
 
 

「強み」がある人を選ぶ。

バンド音楽の醍醐味は、個性と個性のぶつかり合いであり、その昇華だ。異なる人間が、少ない人数で、指揮者もいない中でパッションをぶつけ合う。そういった音楽やステージが感動を生む。卓越した技術はあってもなくてもいい。言葉にできない素晴らしさがそこにはある。

だからこそ、「強み」がない人間はバンドメンバーは不要だ。

世の中、まったく同じ人間は存在しない。音楽だって同じだ。人の数だけ音楽のカタチがある。それが面白い。それなのに「強み」がないというのは、音楽の楽しみを放棄しているのと同じこと。

そして、自分の「強み」がないとか、分かっていないというのは怠慢だ。ただサボっているだけ。音楽が好きで好きで仕方ない人は、必ず行動量が増える。楽しいから、いてもたってもいられない。そうやって自分の好きなことを突き詰めていくうちに、自然に「強み」は出てくる。

つまり、そういった「強み」が無い人は、本当はそこまで音楽が好きではないとか、何かしらの理由で本腰が入っていない。どちらにしろ無能だ。

この「強み」は何でもいいし、他人と被ってもいい。例えば「ぼくは誰よりもジャンプがかっこいい」という、演奏とは関係のないものでも良いのだ。そして、例えそのジャンプがクソダサくてもOKだ。本当に誰よりも優れている必要はない。自分のなかで「これが大好き!これは負けない!」という強い意志がバンドには必要なのだ。
 
 
>>この記事の続き:「一番大切なのはあなたの“直感”」
 
 
この記事を書いた人:松下健一(@Crimson_boots)
 
 
 
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