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CDジャケット画像を完全に無料で制作するための方法をまとめたぞ【バンド・同人音楽】
 
最近、またちょっと音楽作品のジャケットを作る機会があったので、すべて無料でジャケット制作する方法をまとめておきます。アマチュアやインディーズでがんばっっている予算の限られたバンドマンさんの参考になればと思います。
 
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準備するもの

  1. フリー画像素材か、自分で撮った写真。
  2. GIMP(無料DL)
  3. パソコン
 
自分で画像編集ソフトを持っていない人は「GIMP」をインストールしておこう。フォトショップに迫るほどの高性能なフリーソフトだ。
 
 

ジャケット画像を用意する

まずはジャケット画像を用意しよう。デジカメ使って自分たちで撮ってもいいし、フリー素材を利用するのもあり。

ジャケット写真はめっちゃ重要だ。耳だけで感じる音楽に、唯一の視覚効果を与えてくれる存在。曲とジャケ写がばっちり合っていると感動が倍増するが、チグハグだと微妙な気分になる。作品のテーマとジャケット写真はしっかり合わせよう
 
 

自分達で写真を撮る場合

自分達で写真を撮るなら、スマホやデジカメで撮影しよう。メンバー自身が被写体となる場合、恥ずかしがらずに最高のカッコいいポーズをキメるのが定石。下手に恥ずかしがって遠慮すると超ダサい。マイケル・ジャクソンにでもなったつもりでキメよう

写真サイズはできるだけ大きめにしておくと加工するときに楽。画質も一番キレイな設定にしておくこと。

撮る写真は1枚だけではなく、たくさん撮影しておいて後からゆっくりベストショットを選ぶのが良い。

 

フリー画像素材のおすすめサイト4選。もちろん無料。

  • Unsplash 美しい写真がメイン。量も多くて超おすすめ
  • 写真AC 日本のサイトでは最大級。商用向けに多種多様。
  • ぱくたそ ラフで分かりやすい写真がメイン。
  • Pixivイラスト投稿サイト。『フリー素材』でワード検索かけると出てくる。
 
一番おすすめなのが「Unsplash」。英語でのワード検索がちょっとだけ手間だけど、きれいでクオリティの高い写真が大量にある。映画のワンシーンみたいな写真ばかりなので、見ているだけで楽しい。

他は必要に応じて好みで使っていく感じで良いと思う。「写真AC」は膨大な写真数があるが、やや音楽ジャケットというよりは商業用が多い。あとサイトがクソ重い。だけどシンプルで使いやすそうな画像が多いのは利点。

「ぱくたそ」の写真は全体的にコメディチックな雰囲気。かっこいい系のジャケット制作には不向きかもしれない。ただ、写真のクオリティ自体は高い。ブロガーが記事用画像として多用している。

写真ではなくイラストの場合は苦労するかもしれない。「Pixiv」で探せるけど、プロ並みの人からガチ素人までピンキリだから探すの大変。一応「ニコニ・コモンズ」でもフリー画像素材はあるけど、ニコ動用だったりフリーゲーム用だったりが多くて、ジャケット絵としては物足りない。

イラストにする場合は、少しお金をかけてでも依頼した方が良いかもしれない。ココナラのイラストオーダーを使えば数千円からオーダーできるので検討してみよう。
 
 

画像を加工する


 
写真が用意できたら、CDジャケット用に加工していく。どんな画像編集ソフトを使ても良いのだけど、この記事では無料で使える「GIMP」を使った加工手順を説明していくぞ。
 
 

1.画像を取り込む

まずは新しい画像を立ち上げよう。「ファイル > 新しい画像」とクリックしていけば作成できる。サイズとdpiは「120mm×120mm / 350dpi」にしておけばOK。

CDジャケットのサイズは12cm四方なので、画像サイズも同じにする。「dpi」とは解像度のこと。どれだけ画像を細かく表現するかという数値。パソコン画面では違いが分かりにくいのだが、印刷すると顕著に表れる。350dpiはCDプレス業者への入稿基準も満たしている数値なので、これだけあれば十分。

次に、用意した画像を取り込む。「ファイル > レイヤーとして開く」を選択すると取り込むことができるぞ。

 

レイヤーとは?


 
「レイヤー」とは層のこと。GIMPでは右下に表示されている。色々な画像をレイヤー別に分けて保存することで加工しやすくしている。例えば、取り込んだ画像に直接テキストを書き込むと失敗できないが、テキストは別レイヤーに書き込めば、書き込み終わったテキストを後から自由に動かせるし、色を変えたりもできる。

上のレイヤーが手前に表示され、下のレイヤーが奥に表示される。今回のジャケット制作では、奥に写真を配置し、手前にタイトルテキストを配置する加工を行う。
 
 

2.取り込んだ画像を加工する

画像をうまく取り込めたら、次は加工しよう。取り込んだ画像を「移動ツール」を使って動かしたり、「レイヤー > レイヤーサイズの変更」を使って、好きな大きさと位置に設置しよう。
 
▼ この十字の矢印マークがレイヤー移動ツール。


画像の位置が定まったら、必要に応じてフィルターをかけよう。クリックするだけで、かんたんに特殊効果が出るぞ。


▼ 例えば、この画像にフィルターをかけてみる。

 
 
▼ まずは「Noise」。砂嵐っぽくなるだけで、ちょっと雰囲気でます。

 
 
▼ お次は「Cubism」。アートタッチになるね。

 
 
▼ 「古い写真」なんてツールもある。サイズが自動で変わっちゃうけど…

 
 
フィルター機能は山ほど種類があるので、色々と試してみると面白い。もちろん、とくに必要なければ加工せずにタイトル挿入に進むのも全然あり。


CDタイトルとバンド名を入れる

画像加工が終わったら、次はCDタイトルとバンド名を入れよう。テキストツールを使うと文字入力ができる。文字入力をはじめると、新規レイヤーも自動で立ち上がるぞ。
 
▼ このボタンがテキスト入力ツール。

 
フォントを変えると文字の雰囲気を変えられる。コミカルな字体からエクセレントな筆記体まで沢山あるので、好きなものを選ぼう。テキスト入力が終わったら、また十字矢印ツールで位置を調整したら完成だ。


ちなみに、テキストを複製して色を変え、ぼかし(Blur)を入れたりすると文字の縁みたいになる。下の画像は、黒文字レイヤーの下に黄文字レイヤーをぼかして配置。
 
▼ 文字も工夫次第で色々できる。

 
これで完成。お疲れでした。
 

印刷 or 入稿する

ジャケット画像が完成したら、あとは出力するのみ。手作りCDなら、自宅のプリンターで印刷するか、ネットプリントを利用しよう。


最近のは中級性能のプリンターが安く手に入る。ぼくは同人音楽活動していたころ5,000円のエプソン製プリンターを使っていたが、まったく問題なかった。リスナーさんからは『ジャケットきれいですね』とよく言って頂いてたので、本当に悪くない印刷具合だったんだと思う。ただ、レーザー型ではなくインクジェット型の方が絶対にいいのは確か。

ぼくはアマゾンで買った。だって家電屋は高いし持って帰るの大変だから。

リンク:アマゾンで「インクジェット プリンター」を検索


ネットプリントはセブンイレブンのプリンターで印刷できるサービス。割高な上にペラペラ用紙なのであまりオススメはできないが、プリンターを持っていなくて、なおかつ少ない枚数を作るのなら一考の価値あり。とくに「とりあえず」のデモ盤には最適かも。


しっかりとしたCDを作るなら、やはりCDプレス業者へ入稿するのが一番。もちろんお金はかかってしまうが、ちゃんとしたモノを作ってくれる。最近ではJPG形式で入稿を受け付けてくれる業者もあるので、フォトショップ形式やイラストレーター形式で保存できない人でも依頼できる。

ちなみに、CDプレス業者へ入稿する場合、少なく作ると割高だが、沢山作ると割安になる。ただし、作り過ぎると売れずに大量在庫が自宅に残るので悩みどころ。
 
 

おわりに

CDジャケットは本当に大事。ライブハウス屋根裏のスタッフだった味間氏も、自身の書籍「本気でバンドを仕事にしたい人へ」の中でこう書いてる。
 
よく行き当たりばったりでレコーディングしているバンドがいます。今ある曲をとりあえず片っ端から録って、録り終わったら、どの曲をどの順番で入れるのかを考える、という感じです。ジャケットのデザインは最後なのです。

それが悪いことだとは言いませんが、それよりも1枚のCDに一貫したコンセプトがあった方が、作品としては良いものができるのではないかと僕は思います。ジャケットは視覚的にそのコンセプトをお客さんにわかりやすく提示する良い材料なのです。

「ジャケ買い」という言葉があります。皆さんも、ジャケ買いをしたことはあるのではないでしょうか?

アーティストによっては、ジャケットのデザインを大まかに作ってから、収録する曲を作り始めている人もいるほどです。

引用:本気でバンドを仕事にしたい人へ
 
音楽やってると、音楽ばかりに気を取られて、ジャケットって最後に“取って付けたような”感じになりがち。だけど最近は、やっぱりジャケットも含めてひとつのアルバム作品なんだなって思うようになってきた。曲を聞いてて、ふと見たジャケットが何倍もイメージを膨らましてくれたりすると、すごく興奮する。

お金に限りがあるとは思うけど、できるだけ良いジャケットを作っていきたいね。
 
この記事を書いた人:松下健一(@Crimson_boots)
 
 
 
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