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7,980円(税抜き)のベースを本気で弾いちゃうマン。

PLAYTECHの激安エレキベース「PB450II」を2ヶ月使い続けてみたから感想書いてく【レビュー評価】

 
楽器の激安ブランドとして名高いプレイテック。ぼくもプレベを買ってみました。そんで2ヶ月間、マジで弾きまくっていたので感想レビュー書いていきます。
 
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激安とは思えない、絶対に値段以上の音が出てる。

プレイテックの購入を検討している人にとって一番気になるのは「音」でしょう。結果から言えば、お値段以上のサウンドが出ます。ぼくは約8千円くらいで自宅練習用に買ったんですが、マジでコスパ高い。

買ったのは「PB450II」というプレジション・ベース(通称プレベ)。太くて温かい音、そして深い低音と、いかにもプレベらしい音がでます。はじめて出音を聴いたときの感想は『え?こんなに安いのに、普通な音出るんだ』でした。ちょっと感動。

安物って低域~中域がスッカスカになりやすいんですが、このプレイテックは違いました。ベースとして最低限の仕事はしてる。

ちゃんとベースらしい音が出るので、ジャズみたいな落ち着いた音色から、メタルやスラップ奏法と合うドンシャリ・サウンドも表現できるんですよ。ぼくはスティーヴ・ハリスのように、ボディに叩きつけるような指弾きでベチンベチン鳴らしてます。楽しい。しっかりレスポンスがあるのが楽しい。
 
ノブは1ボリューム&1トーン。よく効きます。特にトーンを絞ったときのハイカット感は思った以上で、手元での音変化も楽しめます。1万円のクオリティじゃないですよ、良い意味で。


ただ、やはり難点もあります。アグレッシブな音作りをするとノイズが酷い。これはもうマジで酷い

ぼくはクランチ程度に歪ませたセッティングが好きなんですよ。プリアンプのセッティングはトレブルとベースを特盛にしてドンシャリを作り、ゲインも強めにしてます。更にドライ系のドライブを薄くかませて音像にメリハリをつけ、攻撃的なサウンドに。

音自体は凄く良いんですよ。ただ、そんな感じのセッティングにするとですね、「ジィー!ザぁー!!」とノイズが凄い。高価なベースでもある程度のノイズは出てしまうものなんだけど、このプレイテックのベースはヤバい。このノイズがデカすぎて、アンサンブルをかなり汚してしまう。ライヴでこの音出してたら確実にダサい。当然レコーディングでも無理。
 
 
▼ZOOMのB1onに繋いで実際に演奏してみた音声。

 
こんな感じ。良い音出てるんですけどね。どうしてもノイズが目立つ。低価格ながらもベースらしい音がちゃんと出る。だけど、用途はお値段通り。そんな感じでしょうか。
 
 

しっかりと作り込まれているベース本体。

プレイテックのベースは作り込みがしっかりしてるんですよ。これが良い。

まず木材について。ネックはメイプルで指板はローズウッド。これは定番の組み合わせですね。ボディにはホワイトウッドという木材が使われています。あんまり聞いたことないですが、ネットの情報だと軽くてフラットな材質っぽいです。実際、生音としては可もなく不可もない、普通の音色が出ますね。

そして、ネックが細いので左手で握りやすい。ボディも薄めだからか軽い。若干ヘッド落ちする気がします。ボディが軽すぎるのだろうか?

ブリッジやペグなどのパーツ類も気になるような不備はないですね。だからと言って凄く良い訳でもないけど。これぞ及第点って感じ。

個人的にすごく良いなって思うのが、弦振動をしっかりネックとボディが受け止めている点。演奏していて手やお腹に弦振動が伝わってくるんですよ。組み込みがしっかりしてる。アンプやエフェクターで音を変えるのが前提の楽器だけど、やっぱ生音は大切だからね。そこがちゃんとしてるのは嬉しい。

デメリットとしては、ポジションによって音程がズレている事でしょうか。ぼくが買ったやつは1フレットの音程が軒並み悪いです。
 
▼3弦1フレット(A#音)をチューナーで計ってみるとこんな感じ。

 
結構ズレちゃってる。当然ながらオクターブ・チューニングはバッチリ調整してあります。それでもコレ。3弦だけじゃなく、1~4弦すべての1フレットで音程が合いません。他にも14フレットが若干怪しめ。ベースやギターは音程に甘い構造だとは言え、さすがにズレ過ぎ。
 
初心者だったら気にならないかもしれないけど、中級者レベルの人だったら確実に音のズレが分かる。CD音源などと合わせて弾いてると「なんか音程キモい…」と感じてしまうレベル。激安楽器の宿命でしょうか。

時々、「プレイテックはP.U.交換すれば良い楽器になる!」って言う人がいるんだけど、ぼくは反対派。やっぱりフレットによる音程のズレは宜しくない。あと、作り込みが良いとはいえ、木材やパーツは安物であることには変わりないですからね。
 
 
組み込みはしっかりしていて、弦振動もちゃんと伝わってくる構造なのは凄い。
だけどフレットの位置調整が甘く、音程が絶対合わないポジションがあるのが難点。

いや、この値段でこのクオリティは凄いんですよ。ほんとマジで。
でも何か惜しい。
 
 

つまりは、買ってお得なのか?損なのか?

お買い得かどうかについては、目的次第になってきます。何度か言ってますが、やはり「初心者が買う1本目のベース」というのが一番良いのではないかと。とくに中高生のうちは音の良し悪しが分からないことも多いので、プレイテックで済ませても良いと思う。お小遣いでも手が届く値段だし。誕生日のプレゼントとかで親に頼んでも許してもらえそう。

そして暫くは、演奏の楽しさ重視で練習していく。そうしているうちに「もっとシッカリした音が欲しい」って欲が出てくるので、そのときに高価なものを買うのが理想の流れじゃないでしょうか。

もちろん、直感に従って好きな楽器を買うのが一番なので、プレイテック以外でも全然OKだとは思います。いきなりフェンダーUSAとか買っちゃっても、本人が納得してるならアリかと。でも、「何を買おうか迷ってるけど、とりあえず1本欲しい」って時にはプレイテックが最適じゃないでしょうか。なにせ安いから。

それ以外の用途だと自宅練習用ですかね。ぼくはこれ目的で買いました。ベースとして基本的な機能はありますし、音程のズレも練習なら許容範囲内。

繰り返しになりますが、ライヴやレコーディング現場では使わない方がいいです。使えるのは、あえてノイズを利用したいって時くらいですかね。小中学生がライヴで使ってたりするなら微笑ましく見えるけど、大学生とか大人が使ってたら結構ダサい。
 
 

ぼくがプレイテックのベースを買った経緯

ぼくは中学2年生のときからエレキベースをはじめました。そして20代中盤でギタリストに転向。理由は「音楽目指すならベースよりギター弾けた方が有利だろう」という打算でした。この考えは今でも間違ってなかったと思います。コンポーザーを目指していた手前、打ち込みで音の優劣が出やすいギターを生演奏できるのは強みです。和声学を知る上でも便利でした。

唯一の誤算は、ぼくが心から演奏したかった楽器はエレキベースだったということ。

時は過ぎ、音楽で飯を食うことを完全に諦めた34歳の冬。「どうせ音楽で稼ぐ必要がないなら、一番好きな楽器を思いっきり弾こう(自宅で)」と思いつきました。しかし、フリーターのぼくはほとんど予算がありません。これが夢破れた者の末路。音楽スキルは他の職種で活かしにくいとはよく言われますが、本当にそうだと思います。

そんなぼくでも買えてしまうのがプレイテックのベースでした。購入ボタンを押すのに迷いはなかったと記憶してます。商品ページのレビュー評価も高かったですし。そして何より、どんな形でもいいからベースを演奏したいという欲がホントに強くて、お金は無いけど今すぐベースが欲しいって状況だったんですよ。それで、予算内でムリなく買えるコレを選んだわけです。
 
▼ちなみに、こんな感じで自宅に届きます。
 
今は最高に楽しいベースライフを送っています。いやほんとベースって楽しい。
まぁ、お金が貯まったら買い替えようとは思ってますが。
 
関連リンク PLAYTECH ( プレイテック ) / PB450II RED エレキベース (サウンドハウス商品ページ)
 
この記事を書いた人:デタラメ松下(@Crimson_boots)
 
 
 
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プロフィール

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デタラメ松下
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自己紹介:
某施設の清掃員をやりながらベースを弾いてます。
 
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