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7,980円(税抜き)のベースを本気で弾いちゃうマン。

安くて小さいベース用マルチ「ZOOM B1on」が結構すごかったので推していきます【エフェクター感想レビュー・評価】

 
自宅でベース演奏をするにあたって、やっぱりマルチエフェクターは一つ欲しかったんですよね。DIと簡易ミキサーの代わりになるので。

ぼくとしては、CD音源に合わせて練習できるだけで良かった。なので、評価が高くて安かったZOOMの「B1on」を買ってみたんですが、これが案外すごかった。とりま2ヶ月使い込んでみたので感想を書いていきます。
 
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アンプのモデリングが思ってた以上に良い

一番欲しかったのはアンプ・シミュレーターの部分なんですが、これが良いんですよ。購入前からレビュー動画などで音は確認していたんですけど、実際に自分で使ってみると、結構楽しくなれる音。

「B1on」には12種類のアンプ・シミュレーターが入っていて、どれも実在するものを元にモデリングしています。そのそれぞれが、「それっぽい音」なんですよね。これが重要というか、良いポイント。

激安マルチ・エフェクターということで、本物にそっくりな高品質モデリングなんて端から期待してませんでした。ぼくが求めていたのは「ごっこ遊び」ができるかどうか。ライヴやレコーディングで使えなくても全然良い。ただ、自宅でヘッドフォンしながら鳴らしたときに「お!それっぽいじゃん!」って感じれるかどうか。

それに関して「B1on」は100点満点ですね。ぼくは主にAmpegのモデリングを使っているんですが、本当にアンペグを鳴らしているような気分になれます。本家にもあるLow&Hiブーストボタンが付いてるのも嬉しい。こだわりを感じますね。
 
スラップをするときはHartkeがお気に入り。こちらも本家と同じくコンプレッサーのパラメーターが搭載されてます。他にも、昔ながらのFenderBassmanとか、ジャズで有名らしいPOLYTONEなど色々あります。どのアンプ・モデリングも個性がハッキリと分かる。自分のプレイススタイルに合わせてチョイスできます。

▼プレテクの激安ベースをB1onに繋いで実際に演奏してみた音声。

 
コンプ+チューブスクリーマー+アンペグで音作りしたのがこれ。ノイズが酷いのは激安ベースを使っているからでしょうね。3~5万円くらいのベースを使えばもっと良くなると思います。
 
もちろんデジタル臭さはあるので、本物とは違います。芯の強さがなく、プロの現場では絶対使われないでしょう。

でも、そこじゃないんです。繰り返しになりますが、重要なのは「それっぽさ」。1万円以下という安い値段で「どれだけ自宅練習が楽しくなるか?」だと思うんですよ。そういった意味では最高のコスパでしょうね。

音が「それっぽい」から楽しくなる。だから毎日の練習もはかどる。そんな感じ。
 
 

シンプルなので、とにかく使いやすい。

「ZOOM製品は分かりやすい」と評判ですが、このB1onも同じく使いやすいです。ボタンやツマミが最小限に抑えられているし、なによりディスプレイ表示がとっても親切。どのエフェクターを使っているのか、どれをどの順番で繋いでいるのかがすぐに分かります。
 
▼画面ではコンパクトエフェクターを並べたように表示されていて、カーソルを合わせると調整することができる仕様。

 
「エフェクト・チェーン」という機能がついているので、エフェクターを繋ぐ順番をいつでも好きなように変更できるのも便利。ほんとコンパクト感覚で使える。アンプの後にエフェクトを置く事もできるので、センドリターンを疑似的に表現することもできます。

その他でいえば、地味だけどオートセーブ機能が素敵。エディットして1~2秒放置していれば勝手に保存されるのでイライラしなくて済む。2つのペダルを同時に踏むと瞬時にバイパス&チューナーに切り替わるのも良いですね。
 
 
使いやすさに関しては、特にデメリットないんじゃないかってくらい優秀です。強いて言うなら、パッチ呼び出しがナンバー順にしかできないことくらいでしょうか。まぁ、これはサイズ的に仕方のないことですし、ライヴで使わないのなら特にデメリットにはならないかと。
 
 

自宅練習用以外では使えるのか?

リズムマシーンやオーディオINが付いていることからも、自宅練習用というのが一番の使い道だと思います。しかし、それ以外のシチュエーションでは使えないのか……?そこら辺をちょっと考えてみました。
 
 
まず思い浮かぶのが、エフェクターの勉強用としてですね。初心者のうちは「歪みってなに?コンプって食えるの?リバーブってカラオケのエコー機能と同じじゃないの?」みたいな感じじゃないですか。ぼくも中2の頃はそんな感じでしたし。そもそもベースにエフェクターなんてあること自体知りませんでしたし。

「B1on」には100種類以上のエフェクターが搭載されていて、どれも基礎的な機能はしっかり再現されています。なので、『エフェクターとはどんなものか?』を実際に使って覚えることができるんですよ。知識だけ知っているよりも、実際に使って学んだ方が何倍も音作りが上手になります。マルチ・エフェクターは最高の学習教材ですよ。
 
 
ただ、やっぱレコーディングやライヴではキツイんじゃないかなって予想してます。モデリングの再現力はほんとうに凄いのですが、やっぱり出音がフワっとしちゃってるので。低価格機材の宿命ですね。『ベース音はデカいのに、なんか良くわからない』って感じになりそう。あと、高価なベースを繋いだら、良い部分を殺しそう。

サウンド自体の再現力が高いことを活かすのなら「演奏してみた動画」では使えるんじゃないかと。カメラにケーブルを繋ぐだけで簡単にライン録音できるのも便利ですし。カラオケ側の音量やEQに気を使えばアリだと思います。
 
 

昔と比べて技術の進歩が凄い。

ぼくが大学生のとき、はじめて手にしたベース用エフェクターも5千円くらいで買ったZOOMのマルチでした。たしか2005年あたりだったと思います。

その時のマルチ・エフェクターは『おもちゃ』と言われるほどデジタル感が強かったんですよ。1万円以下ともなると子供向け玩具レベルでした。それでもお金がなかったので、その奇抜なオモチャサウンドでライブやったりしてましたね。ああ、懐かしい記憶。

それから10年以上経った今、デジタル機材の音質が良くなりすぎてビビってます。いやぁ、技術の進歩ってすごい。まさか、1万円以下でアンプが入ったマルチエフェクターが買えてしまうなんて。しかも、そこそこ良い音が出るなんて。
 
 

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この記事を書いた人:デタラメ松下(@Crimson_boots)
 
 
 
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デタラメ松下
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男性
自己紹介:
某施設の清掃員をやりながらベースを弾いてます。
 
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